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16- D- 0821
201 6 年 12 月 22 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
太平洋工業株式会社
(証券コード:7250)【変更】
長期発行体格付 BBB+ → A− 格付の見通し ポジティブ → 安定的
債券格付 BBB+ → A−
■ 格付事由
(1) プレス・樹脂製品及びバルブ製品を主力とする自動車部品メーカー。トヨタ自動車グループ向けの売上が
全体の 7 割を占め、バルブコアやタイヤバルブは世界最大手である。金型・設備の内製化や設計開発から
表面処理、組立に至る一貫生産体制を背景にコスト競争力や技術開発力で優位性があり、加工難易度の高
い超ハイテン材では豊富な供給実績を有する。世界的に自動車への装着義務化が進む直接式タイヤ空気圧
監視システム(T PMS)では国内唯一のメーカーで日本、米国及び中国に生産拠点を構える。
(2) 円高の影響を受けながらも、過去最高益に匹敵する収益を確保している。バルブ製品事業が収益をけん引
する中、課題であったプレス・樹脂製品事業が海外工場の収支改善を背景に収益貢献度を高めつつある。
今後の収益も T PMS や超ハイテン材の需要増加を背景に堅調に推移していく見通しである。また生産能力
の増強投資が続く見込みであるものの、キャッシュフロー創出力も向上しており、良好な財務構成は維持
可能と考えられる。以上を勘案し、格付を「BBB+」から「A - 」とし、見通しを安定的とした。
(3) プレス・樹脂製品事業の堅調な収益推移を反映し、17/ 3 期第 2 四半期決算発表時に通期営業利益を期初
予想の 70 億円から 79 億円へ上方修正した。とりわけ、プレス・樹脂製品事業は国内で新車用プレス部品
販売が増える一方、米国オハイオ工場の生産性向上や中国天津工場の生産量増加など海外工場が収益に貢
献している。
(4) 16/ 3 期末自己資本比率 55. 7%(前期末55.5%)、ネットDE R0. 18 倍(同 0.17 倍)であるなど財務諸指標
は良好な水準にある。17/ 3 期設備投資は冷間プレス及びホットスタンプ加工設備の増強などを背景に 152
億円が計画されている。18/ 3 期以降も北米等のプレス生産能力増強などにより、現状程度の設備投資が
続くとみられるものの、増加した営業キャッシュフローで吸収可能と想定される。
(担当)上村 暁生・小野 正志 ■ 格付対象
発行体:太平洋工業株式会社
【変更】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 A- 安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 3 回無担保転換社債型新株予約権
付社債(転換社債型新株予約権付社
債間限定同順位特約付)
60 億円 2014 年 3 月 19 日 2019 年 3 月 19 日
利息を付
さない
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 12 月 19 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:上村 暁生
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「自動車・自動車部品」(2012 年 3 月 26 日)として掲載し
ている。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 太平洋工業株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則
17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C Rのホームページ(http: / / www. jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付していま
す。
■ 本件に関するお問い合わせ先